この制作では『楽しく音に触れるためのインタラクティブコンテンツ』として、
「楽器が苦手な人でも楽しく演奏ができる。」
「演奏している姿を他の人が見ているだけでも面白い。」
以上の2点のコンセプトを踏まえて、一般的な楽器とは異なり、演奏者の簡単な手振りに反応して、より直感的に演奏できるものが良いと判断し、制作に取り組みました。
今回は「赤外線LED」とその赤外線を受光する「赤外線センサー」を使用し、ユーザーがセンサーの前で赤外線LEDを動かす事によってセンサーがLEDの動きをとらえ、壁面に映しだされた画面内のキャラクターが連動して動き、その周りにある泡を割る事によって音が鳴るという仕組みを作っています。
鳴らす事のできる音は複雑にならないようシンプルにドレミファソラシドの8音に限定し、音楽に苦手意識を持っている人でも少しの時間、楽しんで音に触れてもらえるようなコンテンツを目指しました。